完成品と、動く試作品は同じものではありません。組立は設計がラインと出会う場所です。両手が必要なコネクタ、斜めに入るネジ、タクトタイムより長い試験。こうした問題は治具と順序で解決し、生産開始前に解決します。
末尾ではなく、ステーションで試験する
機能試験は、不具合が生まれるステーションに置きます。コネクタの差し忘れを3工程後に見つけると、製品を分解して探すことになります。その場で見つければ、修理は1回で済み、作り直しにはなりません。
梱包前のエージング
全台を梱包前に稼働させます。エージングは間欠不良が現れる工程です。余裕のない半田接合、負荷で落ちる電池、数サイクル後に停止するファームウェア。省略しても不具合は消えず、顧客先に移るだけです。そのコストは返品・交換・信頼関係です。
同じ製品を作る追加発注
治具、組立手順、トルクと加圧条件、試験基準は機種ごとに保管します。2回目の発注は同じ記録で製造されます。「前回と同じ」が願望ではなく事実になる理由です。
概要
- 生産ライン
- 組立ライン4本、従業員200名、技術者50名、品質担当10名
- 生産能力
- 月産100,000台、年産1,200,000台
- ライン内試験
- 完成検査だけでなく、各ステーションで機能試験
- エージング
- 全台を梱包前に稼働。間欠不良は顧客先ではなくここで顕在化
- 追加発注
- 治具・組立手順・試験記録を機種ごとに保管し、2回目も同じ製品を製造
Deliverables
提供するもの
01
ステーションごとの治具とトルク・加圧条件を記録した組立手順書
02
合否基準を明記した、お客様と合意済みのエージング条件
03
ロット単位のトレーサビリティ(返品をライン・シフトまで追跡)
04
初回発注前の量産準備レビュー(能力・治具・試験基準)
05
ロットに同梱する品質記録

製造能力





